起業
起業
はじめに
パタヤに落ち着かれて、一人であちこち行けるようになり、毎日ゴルフも飽きてきたな、ここいらで何か始めたいな~と思い始める方も多いことでしょう。
周りを見渡しても、西洋人が簡単に小さく商売を始めているのを見かけます。
反対するわけではありませんが、ご自身でなさるなら、長期滞在を少なくとも3年以上(継続)できれば5年~7年していらっしゃる方でなければ起業は難しいと思われます。
2ヶ月に一度2週間位、年末年始にかけて一ヶ月滞在して、もうかれこれそれを20年続けているから、6,7年タイに住んでいるのと同じだな~って仰る方が結構いらっしゃいます。でも、それは長期滞在ではなくて訪タイの多いただの旅行者、リピーターに過ぎないのです。
旅行者と長期滞在者は、根本的に違います。3ヶ月ごとに日本と行き来しているという方も、ぎりぎり旅行者というところでしょうか。
もちろん色んなケースがあって、一概には言えませんが、タイ人配偶者との間にお子さんが居る場合などはどちらかというといいのではないでしょうか。
タイ語でタイ人と喧嘩したりできる位のレベルー読み書きもできれば完璧ですが、そういう方なら、信用できるマネージャーを雇うこともできるでしょう。タイ人を見極める目も備わっておられると思います。
でも、何人かのシェアでなさるのはあまりお勧めできません。タイ人もそうですが、儲かっても儲からなくても揉める原因になります。
要するに、任せられるタイ人が確保できるかどうかにかかっています。
失敗は構いません。(構わないことはありませんが、騙されるよりはましです。)またがんばればいいのですから。その経験をもとにして、ステップアップできます。
個人か会社か
- 会社設立
いきなり会社を設立する必要はありません。
初めに会社ありきーではなく、収入が安定してあるようなら、それから立ち上げられても一向に構わないのです。
(不動産の購入の為に、ペーパーカンパニーが必要ならその限りではありません。)ましてや、50歳以上の方はリタイア、ロングステイビザが取得できるのですから、労働許可証を取るためにわざわざ手間の多いビジネスビザに変更して、会社設立をする必要はないかと思われます。ただ、投資した金額が大きい場合などは、その限りではありません。
50歳未満の長期滞在の方については、会社設立よりもEDビザをお勧めします。
業種
- バービア

この業種は西洋人に人気があります。
200~300万円位の投資ですぐ始められるので、バービアの好きな彼らにとっては一石二鳥なんでしょう。もちろん、特別な許認可ーお酒やタバコを売るーも必要です。
- ネットショップ

店番さえしっかりしていれば、そうしてPCのシステム(故障など)に精通なさっている方にはお勧めです。
ただ、コピー(ウィンドウズやゲームソフト)を使用している場合、手入れが入ると厄介です。罰金が馬鹿になりません。
写真のお店は、インターネットメインと言うよりゲーム店というイメージですが、ネットショップよりは儲かります。
- ビューティーサロン

タイ人の彼女ができて、美容学校に通わせて、手に職をつけてあげて開業ーというのもいいですね。
投資額もそれほど多くありません。この業種もマッサージ店同様、許可証が要ります。
- マッサージ店

ある程度、内部のことに精通していないと難しいかもしれません。特に、タイ人セラピスト(マッサージ師)は、低学歴の人が多いので人間管理が大変です。ご自分でマッサージの技術を持っておられる方ならお勧めです。
保険所などの許可も要りますし、フットの椅子の数に応じて地方自治体に納める金額も変わってきます。セラピスト達のマッサージ学校修了書も提示しておかなければなりません。
- コーヒーショップ
最近タイ人も、おいしいコーヒーを求めるようで、学校の近くなどでは学生相手の、こじんまりしたかわいいコーヒーショップをよく見かけます。
パタヤでは特に西洋人が多いので、垢抜けたコーヒーショップが流行っています。やり様によっては、いいビジネスになるのではないでしょうか。
ケーキも浸透してきましたので、オリジナルのケーキ店、また抹茶がタイでは流行定着していますので和風甘党の店などはいいでしょうね。
- カウンターコーヒーショップ

洗車ショップや、オフィスの隣、ちょっとしたスペースで、いたるところに進出してきています。お手軽で、それほど手間と金額をかけずに始められるのでタイ人の若年層に人気のビジネスです。

最も、多い業種ですね。
客層がタイ人ターゲットか、外国人ターゲットかによって開店場所も変わってきますね。
因みにタイ人はビュッフェスタイル(食べ放題、時間制限有)が好きなようで、タイ風にアレンジされた寿司関連の店がはやっているようです。